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北窓 きたまど

便り

湿度を測る習慣

日本海側の冬は、外が湿っています。それでも、暖房の入った部屋は乾きます。窓の外側は雪、内側は静電気。この逆転を知らないと、加湿器を「いらない」と判断してしまいます。

北窓では、湿度の数字を前面に出しません。加賀の加湿器のダイヤルは弱・中・強だけです。数字は、測る人の机に置けば足りる。器は、朝までに四リットルを吐き切るかだけを見ます。

逆に、春先と梅雨は結露の季節です。湿原の除湿器は、タンクが満水になると音を止めるだけで、光りません。夜間にランプが点く器は、香林坊の狭い寝室では点検を落としています。

同じ家で、十二月と六月に違う器を出す。それが北陸の普通です。一台で年中を賄う、という宣伝は、金沢の窓には合いません。台帳が調理と空気を分けているのも、その理由です。

湿度を測る習慣は、器を買う前に始めてください。北窓の机上灯の隣に、小さな指針の湿度計を置く家があります。数字ではなく、指針の傾きで、次の票番を決めています。

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